岡山県内外のランナーが岡山市を駆け抜ける「おかやまマラソン2016」（実行委、岡山陸上競技協会主催）は13日午前8時45分、約1万5千人がジップアリーナ岡山（同市北区いずみ町）前を一斉にスタートした。

　中心市街地を抜け、市南部の田園地帯で折り返す日本陸連公認コース。参加者は色とりどりのウエアやユニークな扮装（ふんそう）に身を包み、自己ベスト更新や完走を目指して元気に駆け出した。

　沿道には応援の市民が多数繰り出し、約4700人のボランティアも給水所などで力走を後押し。選手たちは声援に笑顔で応えるなどしながら、次々にシティライトスタジアムでゴールテープを切った。4・5キロのファンランも行われた。

県や岡山市などでつくる「おかやまマラソン」の大会実行委員会は第２回の大会を１１月１３日に開くことを決めた。定員を昨年の第１回から１０００人増やし、１万６０００人に拡大する（４・５キロのファンラン含む）。

　参加募集は、フルマラソン（４２・１９５キロ）のみの県民優先枠（２０００人）が４月１３?２０日、一般枠は同２１日?５月２３日を予定している。フルマラソンの制限時間（６時間）の適用をフィニッシュ地点から４１・６キロ地点に変更し、実質的に制限時間が延長される。

　実行委によると、昨年１１月の第１回大会には、ファンラン含め１万４４４７人が出場した。