プロ野球のドラフト会議が２０日、東京都内で開かれ、岡山関係では、巨人が創志学園高の高田萌生投手を５位、共生高出で台湾・開南大の廖任磊（リャオ・レンレイ）投手を７位でそれぞれ指名した。都城高の山本由伸投手（備前市出身）はオリックス４位、明大の佐野恵太内野手（広陵高出、岡山市出身）はＤｅＮＡ９位だった。

　その他の主な郷土勢では、近大の畠世周投手（近大福山高出）は巨人２位、新日鉄住金広畑の森原康平投手（広島山陽高―近大工出）が楽天５位、広経大の尾仲祐哉投手がＤｅＮＡ６位で指名を受けた。

高田萌生アラカルト〉

　▼生まれとサイズ　１９９８年７月４日、岡山・新見市生まれ。１７８センチ、７５キロ。右投右打。
　▼球歴　小３からソフトボールを始め、高知・明徳義塾中では軟式野球で３年春に四国大会４強。創志学園高で今年、春夏連続甲子園出場。
　▼家族　両親。一人っ子だが、両親に「行ってこい」と背中を押され、中学から親元を離れて寮生活。
　▼抜群の身体能力　今夏の岡山大会では自己最速１５４キロを計測。遠投１２０メートル、手動計測で５０メートル走５秒９の俊足。
　▼好物　岡山名物・きびだんご。「好きです」
　▼趣味　音楽鑑賞。お気に入りは「三代目Ｊ　Ｓｏｕｌ　Ｂｒｏｔｈｅｒｓ」。
　▼宝物　ソフトバンク・松坂から関係者を通して贈られた練習用Ｔシャツ。

＜リャオ・レンレイのプロフィールは？のまとめ＞
リャオ・レンレイ選手は巨人ドラフト７位の投手。
リャオ・レンレイ選手は１９９３年８月３０日生まれ。
リャオ・レンレイ選手は岡山共生高校卒業。
リャオ・レンレイ選手は台湾・開南大学卒業。
リャオ・レンレイ選手は身長２０１ｃｍ、体重１２５ｋｇ。
リャオ・レンレイ選手はメジャーリーグのパイレーツ傘下でプレーした経験あり。
リャオ・レンレイ選手はルーキーリーグで中継ぎとして通算２７試合に登板。
リャオ・レンレイ選手の成績は２勝３敗５セーブで防御率４．５４。
リャオ・レンレイ選手は台湾のアマチュア選抜で抑えとして活躍。
リャオ・レンレイ選手は球速１５４ｋｍの力強い速球を武器としている。
リャオ・レンレイ選手には宮崎県の日南学園で野球をしている弟がいる。

甲子園出場は成らなかったものの、3年夏の宮崎大会までに12球団から一目置かれていた最速151キロ右腕の都城・山本 由伸（岡山県備前市出身）。
　都城高校理事長室では山本 由伸を中心に、久保 武司理事長、角 直行学校長、吉富 幸一野球部長を報道陣が囲むなか、皆がドラフト会議のテレビ中継にくぎづけとなった。
　今年の甲子園を沸かせた高校生の注目選手が早々と指名されるなか、4巡目の最初に「山本 由伸」の名前が呼ばれた。オリックス・バファローズ4位指名！

岡山県備前市出身。
　山本 由伸（やまもと・よしのぶ）投手。
　小学1年で伊部パワフルズに入団し、備前中では東岡山ボーイズに所属。 中3夏の全国大会（1回戦敗退）に出場した。

　都城高では1年夏から三塁手でベンチ入り。高校入学後から投手の練習を本格的に始め、1年生大会･宮崎日大戦で16三振を記録する。
　177cm77kg、細身の最速151㌔本格派右腕。
　ノーワインドアップから投げ込む最速151㌔の切れの良い直球が武器。1年秋からエースを務める。
　入学当初の最速は122㌔。2年春先3月に147㌔、同8月に151㌔を叩き出した。縦横スラ、カーブ、カット、チェンジアップ、ツーシーム、シンカーと、多彩な変化球を器用に操る。1年冬に行ったトレーニングで体重11キロ増を達成した。遠投100ｍ、50ｍ6秒2。
　スピード能力、切れに加え、投球の上手さなど、総合力のある右腕としてプロからの評価が高い。
　打っても中軸。フィールディング等を巧みにこなす。

2016年10月20日のプロ野球ドラフト会議で横浜DeNAベイスターズから9位指名を受けたのは明治大学の佐野恵太選手だ。
佐野選手の叔父は元ダイエーで首位打者の佐々木誠である。
佐野選手は、広島の名門広陵高校を卒業し、明治大学でその際のを大きく伸ばした。
3年と4年時にはベストナインに選ばれた経歴もある期待の新鋭だ。

ジャイアンツの阿部慎之助選手や同じ球団になる筒香選手のようにチャンスに打てるバッターを目指す。
セリーグという事もあり、明治大学出身で現在阪神タイガースで活躍する高山選手との対戦もファンは心待ちにしてるだろう。