Profile 岡本 陽一(Youichi-Okamoto)

Profile 岡本 陽一(Youichi-Okamoto)

✿Age-39
✿Occupation-靴製造・卸売業
✿Hobby-ゴルフ

父親の経営する会社岡本製甲株式会社に入社。
OEM商品だけを製造する会社のスタイルに疑問を感じ、お客様に喜んでもらえるような靴を自社オリジナルとして作りたいという思いから、自社ブランド”Lafeet”を立ち上げる。
以来10年以上、”お客様の足を守る靴”をコンセプトに、”Lafeet”を進化させ続ける次世代経営者です!!

LAFEET

ドラマ『陸王』でも話題となっている足袋型シューズ

ドラマ『陸王』でも話題となっている足袋型シューズ

ドラマ『陸王』で話題となっている足袋型のシューズは実在する。
実は岡本製甲では10年以上も前から、この形にこだわり、研究開発を重ねている。その岡本製甲オリジナルのブランドこそ”Lafeet”です。
そして、この足袋型シューズを発案し、研究開発を重ねるプロジェクトチームの中心にいる人物こそが、今回ご紹介させて頂く岡本陽一さんです。
その為、今回のTBSドラマ『陸王』で登場する足袋型シューズにも、岡本製甲は美術協力として、そのノウハウを提供しています。

『陸王』の美術協力は岡本製甲

『陸王』の美術協力は岡本製甲

なぜ足袋型なのか!?

足袋型シューズ発案まで

足袋型シューズ発案まで

岡本取締役が岡本製甲に入社当時は、岡本製甲は大手メーカーのOEM商品だけを製造する会社だった。次期3代目社長として、岡本取締役はOEMという形態だけでは、斜陽産業である靴製造業に、一抹の不安を感じていた。
そんな時、大学時代の先輩が、某有名大学の野球部コーチに就任され、その野球部が練習で足袋を履いて練習をしている、という話を聞いた。
なんで足袋で練習なんだろうと思った岡本取締役は、すぐに足袋と靴は何が違うのか、ありとあらゆる事を調べたそうです。
足袋がいかに足に良いか。そして、現在の靴がいかに足に負担をかけているかに気付いたそうです。
ずっと考えていた、自分たちの想いを乗せた、自分たちだけのオリジナルブランドを立ち上げたい、そんな想いに光が見えた瞬間だったそうです。

足袋型はなぜ足にいいのか??

足袋型はなぜ足にいいのか??

人間の足は、地面に浮かしている時と、地面に接している時では、約140%の違いがあるそうです。
特に足の指と指の間は、拡がった状態で地面に接していなければならないのに、今の靴は先を尖らせていたりして、見た目を重視し、本来の足の動きを無視して作られているものが多い。
しかし、足袋型であれば、親指が自由に動く事により、足趾の可動域が他のものとは全く異なり、小指と親指にかける負担が通常の靴とは全く違うそうです。
しかし、この事実を田舎の小さな靴屋が訴えた所で、説得力に欠ける。
エビデンスが必要だと思った岡本取締役は、岡山大学の研究所に共同開発の依頼を持ちかけます。

岡山大学との共同研究は決まったもの、さらなる研究成果の精度を高める為、何とか自分の思いを伝えようと研究員を捕まえて、助けて欲しいと訴えたそうです。その時に出会ったのが、当時研究員だった坂本さん(写真左)です。
坂本さんは、岡本取締役の熱い思いに胸を打たれ、足袋型シューズ開発に全面協力をし、今ではそのまま岡本取締役の右腕として、岡本製甲の開発部に勤務されています。
因みに、その時に坂本さんは足袋型と通常の靴との違いで、研究を発表し、大賞をとったそうです。
その時の一部が、左上の写真です。

足袋型シューズ完成まで

足袋型シューズ完成まで

岡山大学からのお墨付きで、足袋型シューズが足にいい事は証明できた。
しかし、実際足袋型シューズを完成させるには、ドラマ『陸王』以上のドラマチックな物語があったそうです。
作ってはみても、割れ目の角度が凄く難しく、足が痛いとか、ソールが薄くて痛いとか・・・。試作品を岡山の野球強豪高校に持っていき、履いて練習もしてもらった。しかし、やはりなかなかうまくいかない。
何より多かった意見はダサい。(笑)

一度は靴の中だけを割って、外見は通常の靴も作ってみたらしい。しかし、それでは驚いた事に、通常の靴と同じデータしかでず、足袋の良さが消えてしまった。
何百、何千の試作品を作り、今の”Lafeet”が完成したそうです。
見た目の割れ目だけはどうしても隠せないけれども、本当に足に良い靴作りを優先したのが今の形だそうです。
社内の反対も推し切り、お客様の足に良い靴だけを考え、つっぱしりました、と岡本取締役は当時を振り返る。
しかし、その結果、最初はしんどかったが、少しづつでも売上は伸び、トレイルランで有名なフランスのレイドライト社から、コラボの話を頂いたり、ドラマ『陸王』から声が掛ったり、何より沢山のお客様の喜びの声が届くようになったのが一番嬉しいそうです。

岡本製甲と岡本取締役の今後

今後の展望と靴への思い

今後の展望と靴への思い

現在の靴はヨーロッパで生まれ、足を美しくみせる為に作られたのが起源と言われています。その為かどうかは分かりませんが、今の人は靴を履く事で、足の形が変形したりすることを当たり前のように思っている所があります。
しかし、僕はそれは違うと思う。靴というのは、”足を守る為のもの”だと思っている。その靴が、履く人の足を壊してしまうようでは、それこそ本末転倒です。
正直、最初は”Lafeet”は、足が痛いという高齢者をターゲットとして考えていました。しかし、利用者の人から『お宅の靴を履くと足が痛くない。お宅の靴以外はもう履けない。』というような声をもらっていくうちに、足が痛くなってから、”Lafeet”で足を守るのではなく、足が痛くならないように、”Lafeet”を履いて欲しいと思うようになり、そこから、若者用の”Lafeet”も開発するようになりました。
僕は、今この地球上で最も履く人の足の事を考えた靴は、この”Lafeet”であると確信をしています。
今は子供にオシャレな靴を履かせようという親も増えており、子供の足が変形しているという事例も増えています。
子供の靴は、親のエゴで履かせているものが多い。
それならば、最も子供の足に優しい、子供の足を守る靴を履かせるべきです。そう思って、今は子供用の”Lafeet”の開発にも取り掛かっています。
そして、日本だけではなく、世界中の人にこの”Lafeet”を履いて、足を守って欲しいというのが、今の僕の思いです。

近い将来に、スポーツのプロの世界や、オリンピックなどでも、指の割れたシューズが履かれるようになると思います。
これは、僕は本気で思っています。本気でそう思えるほどに、足袋型のシューズ”Lafeet”は足に対して優しく、効果的です。だからこそ、そう言える自信も湧いてきます!!



今後の岡本製甲と岡本取締役、そして”Lafeet”の動きに大注目です!!

Lafeetが購入できる岡本製甲オンラインショップ!!

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